島内体験学習として「淡路市北淡歴史民俗資料館」と「五斗長垣内遺跡」に行きました
8月21日 (水) に、島内体験学習として「淡路市北淡歴史民俗資料館」と「五斗長垣内遺跡」に行きました。
淡路市北淡歴史民俗資料館
まず最初に、淡路市北淡にある歴史民俗資料館を訪れました。
淡路市北淡歴史民俗資料館は、淡路市の歴史と文化に関する貴重な資料が数多く展示されています。
1階の展示館では、淡路市内の遺跡から出土された土器や、淡路市の祭り「布団だんじり」の装飾品などを見学。
2階の展示館では、昔の暮らしで使われていた道具や、漁師が着ていた「どんざ」などを見学しました。
食卓で使用されていた炊飯器や食器など、当時の暮らしの様子を知ることができます。
昔使われていた色々な電話たち。
子どもたちが遊んでいたビー玉やおはじきなど。
やかんやポットなど台所で使われていたものも、たくさん展示されています。
フイルムカメラや映写機など、たくさんのものが展示されています。
展示棟のとなりには、旧原家住宅が保存館として公開されています。
台所で使われていた道具たち。当時の生活の様子を知ることができます。
我々指導員からすれば懐かしい道具ですが、クラブ員たちは初めて目にするものが多かったと思います。
囲炉裏を囲って、ガイドの方から当時の暮らしの説明を聞きました。
たくさんの展示品を通じて、昔の暮らしを学ぶことができました。
五斗長垣内遺跡
次に訪れたのは、淡路市黒谷にある五斗長垣内遺跡。
この遺跡は弥生時代後期の鉄器づくりを行った村で、竪穴式住居跡が23棟発見されています。
ガイドの方から遺跡の説明を聞きます。
竪穴式住居がどんな素材で作られているのか、実際に触って確認します。
中に入って竪穴式住居の中を見学します。
一番大きな竪穴式住居の中の様子。中はとても高く、たくさんの木が組まれています。
弥生時代にどうやって鉄器を作っていたのかを、ガイドの方に実演していただきました。
二人一組になって火起こしを体験。
火起こし棒を回転させることで、摩擦熱を利用して火種を作ります。
2人の息を合わせて火種ができるまで火起こし棒を回転させます。
火種を燃えやすい素材で包み、両手で回転させることで風を送り込んで火を付けやすくします。
火種から出ていた煙から火が付きました。火起こし成功です。
最後に皆で集合写真を撮り、島内体験学習を終えました。
クラブ員たちは、2つの施設で昔の人たちの暮らしに触れることで、多くの歴史や文化などを学ぶことができました。